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【ネタバレ】ドラマ「クジャクのダンス、誰が見た?」あらすじ・登場人物を解説!

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広瀬すずさんと松山ケンイチさんのW主演でドラマ化が決定している『クジャクのダンス誰が見た?』

今回は、その原作結末をネタバレを交えながらご紹介します。

この物語は、主人公の心麦と弁護士の松風が父親を殺した犯人と、その動機を追うサスペンスミステリー。

個性豊かなキャラクターたちの人間模様が絡み合い、謎が謎を呼ぶ展開に引き込まれます。物語の鍵となるのは父親が残した一通の手紙。これが真相解明のきっかけとなり、驚きの結末へと繋がります。

浅見理都さん原作の漫画!

TBS金曜ドラマ『クジャクのダンス誰が見た?』 2025年01月24日放送スタート

毎週金曜 夜 22時00分~

ドラマ版でも、このスリリングな展開がどう描かれるのか注目です!最後までお付き合いください♪

目次

『クジャクのダンス誰が見た』原作のあらすじネタバレ

クリスマスイブの夜、元警察官である山下春夫が放火事件の被害者として命を落とす。彼の娘・山下心麦は、父の遺品から「逮捕された者がこのリストに載っていれば、それは冤罪だ」という手紙を発見する。リストには、事件の容疑者として逮捕された遠藤友哉の名前も含まれていた。

友哉は過去の放火事件で服役していた経歴を持ち、「東賀山事件」で父親が容疑者となったことで深い傷を負った人物。春夫が担当した「東賀山事件」は、資産家一家6人が惨殺された2000年の未解決事件であり、この事件が心麦の父の死につながっていることが次第に明らかになっていく。

心麦は、父の意思を継いで真相を追求しようと決意し、弁護士の松風義輝に協力を依頼する。松風は当初迷うものの、心麦の情熱に押され、友哉の冤罪を晴らすために動き出す。果たして、友哉は本当に無実なのか?そして、「東賀山事件」の真犯人と春夫の死に隠された謎とは?

『クジャクのダンス誰が見た』主な登場人物

山下心麦(やました・こむぎ)
21歳の大学生。幼い頃に母を亡くし、父と二人暮らしをしていたが、2022年のクリスマスイブに父を失う。父の手紙を手がかりに、冤罪の証明と真実の解明に挑む。

松風義輝(まつかぜ・よしてる)
弁護士。心麦の依頼を受け、遠藤友哉の弁護に乗り出す。過去の経験や心麦の熱意に心を動かされ、事件解明に尽力する。

山下春夫(やました・はるお)
心麦の父で、元警察官。「東賀山事件」の捜査を担当していたが、放火事件で命を落とす。事件に関する重要な手紙を心麦に遺した。

遠藤友哉(えんどう・ともや)
「東賀山事件」の犯人とされた男の息子。父が逮捕された後、人間不信に陥り、苦しい人生を歩んできた。春夫殺害容疑で逮捕されるが、彼自身も父の無実を信じている。

『クジャクのダンス誰が見た』東賀山事件とは?(詳細ネタバレ)

本作の重要な鍵となるのは、2000年に発生した未解決事件「東賀山事件」です。

この事件と2022年のクリスマスイブに起きた放火事件が複雑に絡み合い、物語の核心を形作っています。

「東賀山事件」とは

2000年7月7日、資産家の林川安成一家6人が殺害されるという凄惨な事件が。犯行現場は、被害者たちの住む豪邸のらせん階段。被害者たちは手足を縛られた状態で階段の手すりに固定されており、その非人道的な殺害方法が世間を震撼させました。

被害者一覧

  • 林川安成(資産家、事件の主)
  • 林川の妻
  • 林川の父母
  • 小学生の長男と長女

唯一の生存者は、生後半年だった次女の「歌」。

彼女は事件後、何者かに連れ去られたかのように行方不明となり、現在も消息は不明のままです。

事件当時、警察は一家心中の線を疑いましたが、捜査の結果、同年12月24日に第一発見者である遠藤力郎が逮捕されます。力郎は林川一家に雇われていた庭師で、事件当日、遺体を発見して警察に通報していました。

しかし、彼が逮捕された理由には以下の点が挙げられます。

第一発見者であることへの疑い
警察は、力郎が事件に関与している可能性が高いと判断。現場での行動に不審な点があったことも逮捕の一因となりました。

力郎の過去
力郎はかつて暴力事件を起こしていた経歴があり、その人物像が事件に関与している可能性を強調する要因となりました。

2022年、再びクリスマスイブに起きた悲劇

「東賀山事件」から22年後の2022年12月24日、再びクリスマスイブに悲劇が起こります。

「東賀山事件」を担当していた元警察官の山下春夫が、自宅が放火される事件で命を落としたのです。

春夫の死と容疑者の逮捕

この事件の容疑者として逮捕されたのは、力郎の息子である遠藤友哉(33歳)。

彼は父の逮捕をきっかけに壮絶な人生を歩んできた人物です。

  • 父親が逮捕された後、友哉は施設に預けられ、そこで激しいいじめを受ける。
  • 大人になり施設を出た後も社会に馴染めず、孤独な生活を送っていた。
  • さらに20歳の頃、感情を抑えきれず、かつての職場で上司の家に放火した過去を持つ。これにより10年間の服役生活を送ることとなる。

友哉は出所後も、父・力郎は「東賀山事件」の真犯人ではないと信じ、父の無実を証明しようと独自に行動していました。そのため、友哉のスマートフォンの検索履歴には「東賀山事件」に関連する情報が多く残っていたことが確認されています。

警察はこれらの経緯から、友哉が父を逮捕した張本人である春夫への復讐として、自宅を放火し殺害したと結論づけ、逮捕に至りました。

山下春夫の手紙が示す“冤罪”の可能性

事件後、春夫の娘である山下心麦(こむぎ)は、父の遺品を整理する中で、一通の手紙を発見します。

その手紙には、驚くべき内容が記されていました。

手紙の内容:「もしこのリストに載っている人が逮捕された場合、それは“冤罪”だ。」

この手紙に記されたリストには、放火事件の容疑者として逮捕された遠藤友哉の名前も含まれていたのです。これを見た心麦は、父の死と友哉の逮捕が何らかの形で繋がっていると確信し、事件の真相を探るために動き出します。

【物語の焦点】

「東賀山事件」の真相
 → 林川一家を殺害した真犯人は本当に遠藤力郎だったのか?それとも他に隠された意図があったのか?

遠藤友哉の冤罪の可能性
 → 手紙の記述を信じるならば、友哉は父の無実を信じただけで、春夫殺害の犯人ではない。しかし、何者かによって罪を着せられたのか?

山下春夫の死の真相
 → 春夫はなぜ「冤罪リスト」を残したのか。彼は自分の死を予見していたのか、そして本当の目的は何だったのか?

生存者・林川歌の行方
 → 生後半年で消息を絶った林川歌。彼女は22年後の現在どこで何をしているのか。この物語にどのように関与しているのか?

『クジャクのダンス誰が見た』物語の魅力

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